税理士コラム

2015年9月30日 水曜日

マイナンバーフィーバー

制度や法案が検討されている段階では、何も報道しなかったマスコミがここにきて
「マイナンバー」制度の問題点や国民の声などを報道し始めました。
が、誤報も多く先日も「勤務先に内緒の副業もばれてしまいます。」等といった
デマ的コメントを流している番組もありました。
何度もいいますが「マイナンバー」はただの12桁の番号です。
会社が社員の「マイナンバー」を入手しても所得の情報等を閲覧することは不可能です。
(ハッキングすれば別ですが)
もし、内緒のアルバイトが会社にばれるようなことがあればそれは
市町村から秘密が漏れているということで地方公務員法違反で訴追されるのです。
しかし、年金事務所みたいに誰かに情報を抜き取られたら、頭下げて終わりなんですよね。
ハァ~

投稿者 小野淑史税理士事務所 | 記事URL

2015年9月14日 月曜日

マイ・なんばー?

いよいよ来年の本格実施に向けて、来月にはマイナンバーの通知が行われます。
巷では、マイナンバー対策のセミナーやグッズ、アプリが花盛りの様相です。
みなさん、何かおかしいと思いません?マイナンバーって高度な機密ですか?
ただの12桁の数字でしょう?この番号に行政がぶら下げる情報が機密なんでしょう?
なぜ、12桁の数字が外部に漏れたら、会社や担当者、顧問税理士などが厳しく罰せられるんですか?
もし行政側からマイナンバーとそれに結び付けられた特定の情報が漏れたら・・・。
この春の年金機構の対応を見ても明らかなように、記者会見で頭下げて終わりなんですよ。
行政効率、所得・資産の捕捉、利便性等の観点から、国民全員に番号を付けることを否定はしませんが
それが漏えいし国民に不利益や不安を与えた場合は、行政が全責任を負うべきでしょう。
そのうえで悪意の第三者が存在すれば厳しく罰せられえるべきと考えます。
今の行政って(企業にもあてはまるかな)向いてる方向が違うような気がします。
きちんと主権者である国民の側を向いて、政策を企画立案すべきです。。

投稿者 小野淑史税理士事務所 | 記事URL

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